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『ベネチアンガラスの歴史と独創的デザインが生み出す、
光のマジック。』

 
Acquileiaの街にある紀元4世紀創建のバジリカと、
ローマのシンボル「狼とロムルス・レムス」の像。

由緒あるUdine郊外の街と、
有名な近隣の街サン・ダニエレの生ハム。
ベネツィアのガラス製品と言えば、中世からの歴史を誇る世界的な名品ですが、実は同時にベネツィアは良質のガラス素材自体を産する街でもあるのです。

 古代ローマの時代にベネツィアの北方100キロ程の街ACQUILEIAに住んでいたローマからの移住者達が、当地の砂を材料にして、現代と同じ透明なガラスの製法を発明し確立しました。後に彼らが移り住んで世界に冠たるガラス細工の地となったのがベネツィアです。

 その時代から延々とガラスの素材から熟練ガラス吹き職人による作品制作まで一貫した体制が、伝統的ガラス産業を守り育ててきました。  

 現在では、ベネツィアの街中では原料ガラスの生産もガラス細工の製造も、後継者難によって会社の閉鎖などが相次ぎ苦しんでいます。今ではその技術は近隣の街などに引き継がれベネチアン・ガラスとして残っています。

 Giochi di Luceの工房は、前述のAcquileiaのすぐ近く、オーストリアと国境を接する州にある古くからの街ウディネ(Udine)の郊外に在ります。



『本場ベネツィアで伝統を学び、独自のセンスと融合』

 
 このベネツィア・ムラノ島のガラスを主要材料としながらも、伝統的手法とは一線を画した独創的な発想と技術でガラス製品を作り出しているのが、Giochi di Luce(ジョキ・ディ・ルチェ『光遊び』の意味)です。元々税理士をしていたアドリアーナが1991年に始めました。  

 工房を開くに先立って、彼女はムラノ島に赴き、ガラス細工の師匠の下で修行をし、ベネツィア技術による成型の仕方、色づけの手法、そして焼き方を学びました。そしてその技術を自分なりのセンスと工夫で進化させたいという欲求を持つようになります。ガラス部品を重ね合わせ、融合させ、そして独特のデザインと色彩で絵付けが行われ、焼き付けられる過程で、ガラスを通過する光と反射される光が、なんとも言えない美しい輝きを発すようになります。まさに、光が自由に遊んでいる、そんな雰囲気を醸し出します。  

 彼女は畑違いの社会経験の後にこの世界に入りましたが、だからこそ伝統にとらわれないオリジナリティに満ちた作品を創作してくることが出来ました。今では息子のフランチェスコと共に、より美しい光の輝きを楽しめる作品造りに邁進しています。

オーナーのアドリアーナが説明するAquileia芸術。
アドリアーナとフランチェスコ親子。


『光の美しさを引き立てる斬新な手法』

 アドリアーナ達の仕事は、ムラノ島から仕入れる大きな透明ガラス板への着色から始まります。素材として様々な色に染められたガラス板を、作品の形に応じて裁断し、重ね合わせるガラス部品を用意し、それぞれに美しい色彩で絵付けを行い、型に載せて高温窯で焼き上げ、高温融合させます。  

 ムラノ島での伝統的ガラス工芸には、色遣いや作品の形そのものに厳然としたルールがあります。アドリアーナの作品はこの決まりを超越して、自由な発想で伝統にとらわれない「形」にガラスを裁断していきます。さらに、「絵付け」のデザイン自体も、彼女ならではの新鮮な感性を活かした大変美しい物で、一筆一筆、丁寧に熟練の職人が描いていきます。 その結果、ガラスの上で光が様々な色に輝き出すのです。

 これらの素材ガラスの裁断・着色、絵付け、重ね合わせのデコレーション、そして焼き上げは、全ての工程を職人達がまるで芸術作品を創るかのように、丁寧に行います。
センス溢れる絵付けの工程。
自社工房の職人自らが造る型。


『人と地球にも優しいこと、もモットーのひとつ』            



右の素材に絵付けをし、
型の上で焼き上げて作品ができあがる。

自慢の高温窯の前で。
電気高温窯での焼き上げには、量や作品の種類にもよりますが、短くて半日、長くて丸2日間かかります。この過程が彼らの創作工程で一番の技量を要する、微妙な曲線、色合いや厚みなど、長年の経験でしか対処できない部分だそうです。日本の陶器作りに通じるところがあり興味深いですね。

 この技量次第な部分というのは、各工程へのこだわりがあるからこそ出てくる物で、高い完成度が標準となっているからです。例えば形を決める型の作成は社内の職人が自分で作成します。この型の上でガラスが高温で変化するときのことを理解した職人によるガラスの裁断が必要になりますし、高温融合したときの状態を理解した上での絵付けが為されるわけです。また、別のこだわりとしては、昨今の多くの伝統的ガラス細工が「金色の塗料」を使うのに対し、彼らは100%本物の金のみを使って輝きを大事にしています。

 アーティストとして彼らが誇りを持って語るのが、彼らの作品には、有毒な素材や塗料等を一切使っていないこと。例えば伝統的ベネツィアンガラスの深紅色は鉛をガラスに混ぜてこそ出せる色ですが、彼らは敢えて鉛を排除し、自然素材を利用してルビー色の紅色を出しています。  

 裁断から焼き上げまで、全てにこだわりの技量を手作業で発揮し、ひとつひとつの作品が微妙に異なる事で味のある、 Giochi di Luceの光のマジックを是非お楽しみ下さい。


『制作工程のご紹介』


 ムラノガラスの到着からは、全ての工程がウディネの工房内で、経験豊かな職人達によって行われます。伝統的な技術と知識に、新鮮な感性による色付けや形作りを取り入れ、この工房の作品が生み出されていきます。透明度と光の屈折率の高さで今や貴重品であるムラノガラスが、数多くの手作業を経て、いよいよ輝きを増す作品達となります。
*画像をクリックすると拡大します。

ムラノ島から届く透明のガラス板。それに着色を施し、必要な形の部品に裁断し、研磨して整える。
色彩豊かな無害自然塗料による絵付けの工程。窯で焼き付けられ、曲面を持つことで、様々な色に美しい輝きを発する。
作品作りに使用される色々な部品ガラスの準備。右端は、自分たちで削りだして造った各作品用の型。
平面のガラスを型に載せて焼き上げることで微妙な曲線が造られ、立体的な作品になる。右はチェック工程。


『作品のご紹介』 

 Giochi di Luceの作品は、装飾用テーブルウェア、食器、クリスマス・オーナメント、室内装飾小物、日用品小物、ファッションアクセサリー等多くのカテゴリーに至ります。  欧州とアメリカのインテリアショップ等で人気となっている彼らの作品を、初めて日本に紹介するに当たり、アントネッラでは下記のような作品から販売していく計画で、今後どんどん拡充していく予定です。


天使と動物
シリーズ

バラエティ
シリーズ

マルゲリータ
シリーズ


花飾り
シリーズ


New
 髪飾り 


New
アクセサリー


「アドリアーナから日本のお客様に一言」

 日本の皆さん、初めまして。  私は、とにかくガラスが好きで、ガラスの輝きに魅せられてこの世界に飛び込みました。私は、この美しいガラスの作品達が、繊細な活き活きとした表情を見せる、光の芸術を作り出すことをモットーとしています。だからこそ環境にも優しくあって欲しいと思って気を付けています。きっと皆さんの身近で輝いて、皆さんの気持ちを豊かにしてくれると信じております。
Adriana Chiandini Roiatti , da Udine, Italia
笑顔が優しいアドリアーナ。
      

お願い: 
 このブランドの商品は、イタリア伝統技術に基づいて手作業で製造されます 「アルティジャーノ(Artigiano)製品」です。 同一の商品番号であっても、ガラスの配置位置や色合いの微妙な違いと炉での焼き具合により、 一つ一つの作品の仕上がりには違いが発生することをあらかじめご了承下さい。世界にたった一つ の作品であることの価値をご理解頂ければと思います。                       
(Artigiano : 手工芸品造りの伝統技術を長年の経験で習得した熟練職人のこと。)

Giochi di Luce自身のホームページは、こちら>>です。  
Coming soon!

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